懸命に生きる

 例年にない程のスピード感で十一月に入りました。後二ヶ月で新年を迎えます。突然気温が下ったり、雨が何日も続いたりの九月十月はコロナ禍の憂いも共にあり、心が晴れない日々でありました。色々続きますと、地球の変化かもしれない等と感じて仕舞います。火星や水星と同じく地球も一つの星であります。何百億の人間や生物が住み、地球をこき使って来たと云えます。人の知恵で社会の発展の為と申しながら、地球自体を大切にとの考え方は少なかった様に思います。少しずつ変化が起きても当然かもしれません。地震あり、津波あり、噴火があって、気象の激しさも宇宙を含めた現象の激しさは、地球の変化への叫びかもしれないとも思えて来ます。生命を預けている地球を大切に考えなくてはいけないと考えます。

 さて、人間はデリケートな神経を持ち、悩みも苦しみも喜びも常にあります。自分独りの考えに余る事もあるかもしれません。そんな時、人は話をしたくなり、アドバイス等を求め、精神の安定を計るのは当然であります。取り立てて極端な悩み等なくても、穏やかな人生を求めて何か頼りになる支柱を望んだり致します。然し安易な方法で求めれば、今世の中を騒がせている様な、自分や家族まで巻込まれる様な事態を招いて仕舞う場合もあります。心が弱っている場合、また不安定な精神状態の時、優しい言葉は身に沁みるものです。これを信じていれば、自分は一生安穏に生きられると、全てを人任せにして自分の安泰を願ったりして仕舞うかもしれません。

信じると云うのは、人間の利点でもあり、純粋であるからこその思いであります。然し、個人個人の悩みがこれを見ていれば全部解決し幸せになると云う程、簡単なものではありません。そんな都合の良い事や、人任せの方策は努々同調する事のない様に、神仏は様々の知恵を人に与えて下さっております。

 私達には「知恵」も「理性」も「判断力」もあります。また頭で考えると云う「思考の力」もあります。また言葉の真の意味を知る能力もあります。これだけの力や才能を御先祖様の護りの許で戴いております。自分の力で自分を支え、それ以上の事は美しい勧誘の言葉や安易な望みの言葉に惑わされず、人生をしっかり生きて行きましょう。

 人間同士が仲良く穏やかに生きて行く為には、色々学ぶ事が沢山あります。また世界の周りには、学べる事が沢山あり、ことさら難しい本を読まなくても、他人の言葉からも、自分が知らなかった事をその一節からでも学ぶ事があります。普通に、知っていた方が良いと云われる常識や良識も、沢山その辺りに転がっております。要は常に自分で知識欲を持ち、努力をする事です。思い上がらず、思い込みをせず、柔軟な吸収を致したいものです。心の扉を閉めると、自分の心は枯渇すると思う事です。空気の美しい十一月、存分に知識を吸収致しましょう。

それに伴い、マスクをしたこの三年間は決して安らかではありませんでしたから、身体も元気を失っているかもしれません。これから取り戻す様、必ず手も足も首も動かして、血流を良くするべく日常に弾みをつけて戴きたいと思います。食物もサプリ万能ではなく、料理に力を入れ、健康に配慮して戴きたいと思っております。自分次第で健康は保たれます。コロナは全滅ではありませんが、人間の余裕もかなり異なっております。元気に晩秋を楽しみたいと思います。

 日本は四季それぞれに美しい国であります。殊に春の桜と共に秋の紅葉は世界に誇る素晴らしい日本独特の美しさ。遠くに出かけなくとも、充分に楽しめると思います。感受性の豊かな日本人に与えられた幸福を十一月には感じたいものであります。